Willi

復讐の連鎖に巻き込まれた者

基本設定

名前
ウィリ
種族
自称人間(魔族)
職業
ナイフ使い
レベル
Lv50
性別
身長/体重
173cm / 58kg
一人称
誕生日
10月30日
年齢
外見25才
通り名
--
属性
中立
出身地
フォレスタ
現在いる場所
ヴェストガルテ大陸
家族構成
不明
好き
ナイフ、仲間が居る場所、ベルガーデン、トマトジュース
嫌い/苦手
争い、とある種類の魔力
趣味
トレーニング、見回り
特技
ナイフ投げ、ぬいぐるみ作り
ストーリー

今から8年程前の事。目がさめるとそこはとある一座のテントの中だった。
ウィリは何故ここにいるのか、ここは何処か、何故自分はこんなに傷だらけで、そして自分を丁寧に手当てしてくれたのは一体誰か、一切思い出せなかった。
それどころか、それ以前の出来事はおろか、胸に光るペンダントを手に取るまで自分の名前さえ思い出せずに居たほど。
帰らなくては、という気持ちは一切湧いてこない。何も思い出せないのに、胸に残るのはひどい喪失感だけだった。

そんな状況をありのまま助けてくれた人達、即ち一座の団長と副長に話すと、それならばと暫くこの一座に身を置かせてもらえることとなった。

時は流れて今もなお記憶は一向に戻ることなく、その間にも芸の技を磨きつつ、時折何らかの魔力を感じ取り恐怖するなど奇行もちらほら見えるが、それ以外はすっかり一座に馴染み、客の歓声と笑顔に癒され毎日楽しく過ごしている。記憶が戻らないのは、それは思い出したくないと心の奥底で無意識に封印されているからかもしれない。

記憶を失う前
トマージ家という一族と対立しているならず者が多く集う魔族“アフェル族”の集落にウィリは生まれた。アフェル族とトマージ家は復讐と報復を繰り返しており、ウィリは生まれながらに不毛な復讐の渦に巻き込まれていた。血の匂いを覚えさせられ、人間を殺すための技を叩き込まれた。

しかし、復讐なんてばかばかしい、世界にはもっと楽しいことがあるはずだと、復讐など関係なく過ごしてやると心に誓い、姉と妹を連れ里を離れて暮らそうと決めた矢先にトマージ家の男に見つかり、姉と妹の二人を目の前で殺されてしまう。曰く、我が愛する妻を先に殺したのはお前たちじゃないかと。男も復讐の連鎖に囚われているのだとウィリは歯を食いしばり耐えようとするが、これまで自分を守ってくれ共に集落を出ようとした姉の無残な姿と、まだ何も知らなかった妹の虚ろな目に、激高と共に自分の中にもう一人の人格が生まれウィリの身体を乗っ取った。

抑えきれない憎しみと制御できない身体になすすべなく、黒い翼と鋭い爪を露わにし、ウィリの魔の人格は目の前の男を仕留め、その匂いを辿りまた別の者、次の者へと次々と手にかけた。中には妹と同じ年頃の幼い娘もいた。やめてくれと本来のウィリの叫ぶ声むなしく暴れまわる己の身体に抵抗すべく、かろうじて自身にナイフを突き立て動きを止めることに成功する。その隙にと生き残った者からの総攻撃を食らいウィリの肉体は瀕死の傷を負い、どう動けたのか、まだ動ける力が残っていたのか、遠くまで逃げ去った後にとうとう力尽き堕ちていった。

もう守りたいものもすべて失った。己の手も汚れてしまった。結局、復讐の連鎖から逃げることなどできなかったという絶望。こんな現実ならもうこのまま終わってしまえ。運良く生きていたならもう別人格にくれてやる──でも今度生まれた時は、もっと楽しく笑いあえるような世界に生まれたい──と願いながら、ウィリの意識はそこで途切れた。
アフェル族
魔族の一系統。周囲に満ちる感情の流れを自然と糧にして生きる特性を持つ。感情を奪うわけではなく、その場に生じた感情を呼吸するように魔力や活力へと変換する。
人格や価値観が左右されることはないが、周囲に満ちる感情によって身体や魔力の状態が変化する。
得られる恩恵は感情の種類によって異なり、魔族形態ではその影響がより強く現れる。

喜び:疲労回復・満腹感を得る。心身が軽くなる。
安心:傷の治癒を促進、精神の安定。
悲しみ:共鳴により冷静さを得る。
怒り:身体能力・戦闘能力が上昇、激昂しやすくなる。
恐怖:五感や危険察知能力上昇。
希望:魔力の回復速度上昇。
年表
聖歴1011
8年前
旅芸人一座ベルガーデンに加入。
ナイフ投げでステージに立つべく、トレーニング開始。
聖歴1012
7年前
ステージに立つようになる。

性格

基本的な性格

明るく気さくで、少しだらしのないところもある親しみやすい性格。一見すると軽い印象を与えることもあるが、実際は仲間思いで面倒見がよく、困っている人を放っておけない兄貴肌な一面を持つ。親しい相手には距離が近く、世話焼きやスキンシップが多い一方で、時折ふと影のある表情を見せることもある。掴みどころのない雰囲気を持ちながらも、根は素直で前向きな、どこにでもいそうな普通のお兄さん。

価値観
人と笑い合える何気ない日々こそが最も大切だと考えている。争いごとを嫌い、自分が損をしてでも誰も傷つかずに済む道を探そうとする。大切な人たちが笑って過ごせる場所や、誰かに喜ばれる日常がこれからも続いていくことを何より願っている。また、誰かの平穏を一方的に奪うことは許されないと考えており、それを可能な限り守ろうとしている。
対人傾向
親切で世話焼きな性格のため、困っている人を見ると放っておけず、つい首を突っ込みたがる。人との繋がりを大切にしており、新しく仲間になった相手にも積極的に声をかけ、居場所を作ろうとする。たとえ相性が合わないと感じる相手でも、距離を置く前に相手の良いところを探そうとするなど、人を理解しようとする姿勢を持つ。一方で、仲間思いで寂しがりな面があり、誰かと共に過ごす時間を何より大切にしている。
恋愛傾向
恋愛に強い理想や憧れを抱いているというよりも、大切な相手と共に過ごせる何気ない時間を何より大事にする。深い信頼や安心できる関係を望み、相手の幸せや穏やかな日々を守ることに喜びを感じるタイプ。好きになった相手には非常に一途で、言葉や態度で好意を隠すことはなく、自然と距離も近くなりやすい。相手からどう思われるかよりも、自分が大切だと思う気持ちを重視する傾向がある。

他のキャラから見たウィリ

sender ヘリオス
いっつも誰かのこと気にしてる。世話焼きだね。おれなら気の合わなさそうな人は絡まないけど、ウィリは関係なく声かけてるところはすごいね
sender ミリーナ
衣装、なんでも嫌がらずに着てくれるの! 試着も嫌がらず協力的だし、ちゃんと問題点も包み隠さず伝えてくれるから超助かってる!

外見

銀髪、赤から黒のグラデーションの瞳は、とある魔族の一族の目印となっている。
少し長めのショート。褐色の肌。頬に大きめの傷。他にも腹や背中、足などに傷はあるが服などで隠している。黒基調の軽装にペンダント。

装備品

  • ナイフ複数
    とにかく沢山仕込んである。あんなところにも、こんなところにも。
  • ペンダント
    記憶はないが、不思議となくしてはいけないものだと自覚している。

性能利き手:適性属性:

能力・素質

手先が非常に器用で、細かな作業を得意とする。ナイフを自在に扱う繊細な感覚は、芸や戦闘だけでなく、木彫りや小物作りなどにも活かされている。力仕事もこなせるため、人を喜ばせることが好きな性格も相まって、仲間のための手伝いや雑用を積極的に引き受ける。舞台で使う小道具の作成や、ささやかな贈り物作りなど、器用さを誰かのために役立てることが多い。

戦闘

魔族の血を引いており、秘めた戦闘能力は非常に高い。しかし現在は記憶喪失の影響もあり、その本来の力を発揮することはない。現在の主な戦闘手段はナイフであり、一座での芸として磨かれた技術は非常に高く、身軽さと正確な投擲技術を活かした戦闘を得意とする。武器を失った状態では平均より少し腕が立つ程度だが、ナイフを手にした時には高い戦闘能力を発揮する。

生命力
生命力や持久力を表す能力。怪我や病気への強さ、疲れにくさなどに影響する。
B
魔力
魔法を扱うための力。魔法の使用や維持に必要なエネルギー量を表す。
C
純粋な筋力。武器を振るう力や物理攻撃の威力、重量物を扱う能力に影響する。
B
耐久力
身体の頑丈さや防御性能。物理攻撃への耐性や打たれ強さを表す。
C
素早さ
身のこなしや移動速度、反応速度を表す能力。回避や行動順にも影響する。
A
知力
知識量・理解力・思考力・判断力・発想力など、頭脳全般の能力。
D
器用さ
手先の精密さや技術力。工作、裁縫、演奏、遠距離攻撃の命中精度などに影響する。
A
精神
魔法・呪い・幻惑・精神干渉への耐性や、神聖・精霊・霊的存在との親和性に影響する。
D
偶然を味方につける力。幸運・悪運を含め、結果的に本人へ有利に働く「巡り合わせ」の強さを表す。
D
魅力
外見だけでなく、雰囲気・人柄・存在感など、人を惹きつける総合的な魅力。
C

関係者

ローザロランウィリヘリオスナギサエドガーアロバビルマエナヴィエニーアハザミリーナシャーリーイサクが一座の仲間。
ベルガーデンの仲間たちとは家族のような親しみを持って接している。長く在籍していることもあり、新入りの面倒を見るなど自然と兄貴分のような立場になっている。相手によって接し方や距離感に違いはあるものの、誰もが彼にとって大切な仲間。

ローザ
ベルガーデンの座長であり、自分を受け入れてくれた恩人。ウィリにとっては、今の自分が安心して存在できる居場所へと導いてくれた大切な人。彼女に対しては敬意を込めた話し方をするほど特別な想いを抱いている。時には過保護なほど懐き、忠犬のように彼女を慕う姿を見せるため、ローザからは呆れられることもある。しかし、彼女を守りたいという気持ちだけは決して揺らぐことがない。
ロラン
豪快で自由な性格に振り回されることもあるが、その芯の強さや度胸を認めている。危なっかしいところを放っておけず、何かと気にかけている。
ヘリオス
軽口を叩き合える仲間。考え方や行動は違う部分も多く、ヘリオスの振る舞いに注意をする場面もあるが、物事を冷静に見る彼の姿勢を頼りにすることも多い。
ナギサ
幼い頃から知る年下の仲間。加入当初は何かと構っていたため、今でも妹のように気にかけている。成長して少し距離を取られるようになったことを、嬉しく思いつつ少し寂しくも感じている。
エドガー
気難しく見えるが、根は真面目で不器用な彼のことを気にかけている。一人で過ごしている姿を見るとつい声をかけてしまい、本人からは少し鬱陶しがられることもあるが、それでも気にせず声をかけている。
アロバとビルマ
何か事情があることを察しながらも、無理に踏み込まず二人が一座に馴染めるよう気にかけている。二人と他の団員との橋渡し役を買って出るように振舞う。
エナヴィエ
ベルガーデン加入当初から、彼女が再び穏やかな生活を送れるよう気にかけている。一方的に平穏を奪われたという境遇には、理由の分からないやるせなさや怒りを覚えていた。
自分には何もないと言うエナヴィエに対し、ウィリは過酷な状況でも大切なものを守り続けた彼女に強い敬意を抱いている。
息子のアランともよく遊び、母子がベルガーデンで穏やかに暮らす姿は、ウィリにとって大きな安心となっている。
ニーア
歌姫として一座を支える仲間。加入当初は過去の出来事から塞ぎ込んでいたが、無理に励ますのではなく、普段通り接しながら何かと気にかけていた。
現在は元気に歌う姿を見せているため、彼女が笑顔を取り戻したことを嬉しく思っている。美しい歌声だけでなく、楽しそうに過ごす彼女自身を大切な仲間として見ている。
ハザ
突然一座に現れた彼の境遇に、自身の加入時の状況と重なるものを感じ、若干のシンパシーを抱いている。軽業師とナイフ投げによる芸での連携も多く、接する機会も多い。似たように人との距離が近く、面倒見の良い性格から気が合う部分も多い、気を張らずに接することのできる仲間。舞台裏での作業や軽口を交わす時間など、ウィリにとって自然体でいられる相手の一人。
ミリーナ
衣装作りを担当する仲間。彼女の仕事には協力的で、舞台を支える一人として信頼している。作業を手伝ったり、細かな相談に乗ったりすることも多い。職人としては尊敬できるが、噂好きなところが若干めんどくさいと思っている。
シャーリーとイサク
人との関わりを避ける二人に対しても、必要以上に踏み込まず、自然に声をかけ続けている。距離を取られても気にせず、いつか安心して頼れる相手になれればと思っている。
ロベルトの家系と因縁がある。
記憶を失う以前、ウィリはトマージ家の者によって家族を奪われた。
しかし現在のウィリにはその記憶がなく、ロベルト本人とも面識がないため、互いにその因縁を知ることはない。

家族・血縁者

姉:エリウ(死去)
弟妹を守りながら暮らしていた。戦闘能力の高い姉だったが、ウィリの考えに感化され、戦うことをやめ、平和に暮らすことを選択したが、トマージ家の男に見つかり、復讐として襲撃され死亡したが、ウィリは覚えていない。

妹:リズリ(死去)
まだ幼い妹で、戦闘に関してもまだ教えられず、復讐についても何も知らずにいた。常に姉から貰った宝石のついたペンダントを身に着けていた。姉と兄が大好きで一緒に穏やかに暮らすことを望んだが、トマージ家の男に見つかり、復讐として襲撃され死亡したが、ウィリはそのことを覚えていない。

詳細設定

旅芸人一座ベルガーデンでの立ち位置
ナイフ使いとして、スリル満点のショーを担当している。
ベルガーデンでは在籍期間が長い団員の一人であり、後輩や新人の面倒を見る兄貴分的な存在。
芸の指導だけでなく、舞台裏の手伝いや困りごとにも積極的に関わり、団員たちが安心して過ごせる環境づくりにも一役買っている。

小ネタ

  • ショーが大盛況の日や喜びが多い日はお腹が空かないため食べずに済むが、ネガティブな空気が漂う日はお腹が空く。
  • 魔族の自認はないが、8年経過しても老化が人間と同等ではなく特性も異なるため、“人間ではない”という自認はある。

その他

イメージ関連

  • イメージCV:森田成一